テストを科学する

2014/09/22

日本語で読める初めてのSelenium書籍「実践 Selenium WebDriver」

今回は2014年9月18日に刊行された書籍「実践 Selenium WebDriver」(オライリー・ジャパン)のご紹介です。

Webアプリケーションのテスト自動化ツールとして圧倒的な知名度を誇るSelenium、Web上にも多くの情報がありますがこれまで日本語で読める書籍はなく、各自がブログや質問サイトなどにある情報を集めて取り組んでいるという状況でした。2011年にSelenium2(WebDriver)が登場してから3年が経ち、Seleniumに挑戦している人口は増えたものの体系的な情報を得るのに苦労している、という方は多かったのではないでしょうか。

洋書ではいくつかWebDriverに関する書籍が出ていますが、今回はその中の一冊「Selenium WebDriver Practical Guide」を翻訳したものが刊行されました。「Practical Guide」の名が示すとおり、本書ではHTML要素の取得・操作・マウスやキーボードの操作・スクリーンショットの取得といった基本的なWebDriverの機能に加えて多くの周辺情報を提供しています。たとえば第7章「RemoteWebDriverとWebDriverBackedSelenium」では、ローカルマシンではなくテスト専用マシンを用いて本格的に運用をする際には欠かせないRemoteWebDriverの仕組み、さらにSelenium1で書き溜めたテストコードを活用するためのWebDriverBackedSeleniumクラスについて解説しています。また、第9章「PageObjectパターン」では以前このブログでもご紹介したPageObjectデザインパターンを使って保守性の高いWebDriverのテストコードを書く方法を丁寧に解説しています。これからWebDriverに挑戦するという方はもちろん、既に少し使い始めているという方にもお勧めの一冊です。

翻訳者の玉川竜司さんのご厚意により、弊社からも自動化コンサルタントの玉川(竜司さんと同姓なのは偶然です)が付録を寄稿させていただきました。WebDriverのコードをJenkinsと組み合わせて実運用するためのTipsを解説していますので、ご興味のある方はぜひ書店で手に取っていただければと思います。

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