テストを科学する

2014/09/11

「じどうかの窓口。特別編〜テスト自動化エンジニアについて語り合おう〜」を開催しました(2014/09/03)

今回は9月3日に開催いたしました「じどうかの窓口。特別編〜テスト自動化エンジニアについて語り合おう〜」の模様をお伝えします。

セミナーの概要とプログラム

これまでSHIFTでは3回にわたって「じどうかの窓口。」セミナーを開催してきました。これまでは「自動化のROI」「OSS vs. 有償ツール」のような一般的なトピックと各テストツールのご紹介という2軸で構成をしてきましたが、今回は特別編として「テスト自動化エンジニアとはどんなスキルを持つエンジニアのことか?」をテーマに外部から3名の方にお越し頂きカジュアルな勉強会形式での開催となりました。

当日の発表資料はすべて公開されており、connpassのイベントページから確認することができます。

日時 2014年9月3日 19:00-21:00
定員 50名
場所 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル 12F 株式会社SHIFT
費用 無料
プログラム ・イベントの趣旨説明、「君にもなれる!? テスト自動化エンジニア」(株式会社SHIFT 玉川紘子)
・「テストエンジニアの品格」(@kyon_mmさん)
・「普通のエンジニアがテストエンジニアに助けてもらいたかったこと」(@PoohSunnyさん)
・「テスト自動化やTDDをチームに広めていくコツをお伝えします」(家永さん)

君にもなれる!? テスト自動化エンジニア

君にもなれる!? テスト自動化エンジニア最初に弊社自動化担当の玉川より、会の趣旨について簡単に説明をさせて頂きました。その後、SHIFTで自動化のプロジェクトを組む際の体制や社内のエンジニア教育の方法などを紹介いたしました。SHIFTは元々ソフトウェアの開発ではなく検証をメイン業務としていることから、開発業務の経験がないメンバーも多数在籍しています。普通のエンジニアに比べて開発知識が劣る中、どのようにして自動テストを広げていくべきか悩んだ結果「”アーキテクト” “テスト設計者” “スクリプトエンジニア”という大雑把に3種類の役割を設定し分担することで自動化チームを作る」という取り組みをメインにお話ししました。
社内教育の様子については、弊社コーポレートサイトでもご紹介しています。

テストエンジニアの品格

テストエンジニアの品格続いては、このイベントで最も長い50分の枠を使って@kyon_mmさんから「テストエンジニアの品格」というタイトルで発表を頂きました。数々のテストのコミュニティで大活躍されている@kyon_mmさんですが、今回はテストアーキテクトとしてのご経験から抑えておくべき技術や書籍に幅広く触れてお話頂きました。途中様々なパートで、弊社社員や他のご講演者の方も「申し訳ありません、知りません…」と頭を垂れる瞬間もしばしば。来場者アンケートでも「自分の知識のなさが分かり刺激になった」といった反響を多数頂き、非常に刺激的なプレゼンでした。
ここで内容を詳細にご紹介するよりも、ぜひ実際のスライドをご覧頂きたい講演です。

普通のエンジニアがテストエンジニアに助けてもらいたかったこと

普通のエンジニアがテストエンジニアに助けてもらいたかったこと休憩を挟んだ後は、テストエンジニアと協調して仕事をする開発者の立場から@PoohSunnyさんにお話を頂きました。既存製品のレガシーコードをメンテナンスしていて「どうにか自動化で品質を改善したい」という思いから始まったプロジェクトの光と闇について、生々しいプレゼンとなりました。@kyon_mmさんのお話にもつながる反省点として、自動化を開始する時点で「本当にそれは自動化で解決できる/すべき問題なのか」の考慮が足りていなかった、スコープやROIが明確でなかった、など現場のあるあるを紹介して頂いたため、特にこれから自動化に取り組みたい参加者の方には大変参考になったと思います。

テスト自動化やTDDをチームに広めていくコツをお伝えします

テスト自動化やTDDをチームに広めていくコツをお伝えします最後は、アジャイルコーチとして活躍されている家永さんの発表です。技術的な側面とは異なり、自動化やTDDと言った新しい取り組みをチームに根付かせるためのソフトスキル面を中心にお話頂きました。15分の発表枠に対して非常に長大な資料をご準備頂き、当日最後まで見られず無念の涙を飲んだお客様も多いかと思います…が、connpassの方には極力フルサイズに近いコンテンツをアップ頂いていますので、消化不良な方はぜひそちらをご覧ください。
名著「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」を下敷きに、組織の中で味方を見つけて少しずつ文化を変えていくメソッドを豊富に紹介して頂いています。


これまでのセミナーとは違ってエンジニアのスキルに注目した今回、特にTwitter経由で沢山の方にご参加を頂きました。主催者側も当日の空気が予想できない中での開催でしたが、質問も多く頂き終了後にも講演者を取り囲んで話が盛り上がるなど良い空気の中でイベントを終えることができました。改めまして、講演者の皆様・ご出席頂いた皆様に御礼を申し上げます。

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